認知症と遺伝の関係

家族が認知症、特に若年期認知症になると、遺伝するのではないかと心配する人がいます。
アルツハイマー病については、さまざまな要因が重なった結果として起こります。

例えば、高血圧や糖尿病といった生活習慣病の多くが、いくつもの要因が重なることで発症するのと似ています。

遺伝については深刻に考える必要性はないとのことです。

また、高齢になってから発症するアルツハイマー病は、遺伝との関係は少ないですし、ほかの認知症のほとんどもそうです。最大の要因は加齢による老化なので、長寿の家族は認知症になる割合が高くなります。

脳血管障害のように、予防方法の分かっていつ場合は、その方法を実践すべきでえすが、分からない場合は、先回りして心配しても意味がありません。
それより、長い人生を生きがいを持って、楽しく過ごす方法を考えたほうがよいでしょう。